介護職が抱えがちな悩みと解決方法

介護職は利用者の身体を支えたり起こしたりと、力を必要とする業務が比較的多いです。業界全体が慢性的な人手不足と言われている事もあり、少人数で仕事を回さなければならないという現場も少なくありません。そのため、体力の消耗が激しく中々回復しないという悩みを持つ介護職員は多いでしょう。こうしたフィジカルの悩みを解決するには、まず日々の業務で小さな工夫を重ねる事が大切です。例えば利用者の身体を支えて移動する際には手すりやスライディングボードなどの機器を積極的に活用しましょう。残業や勤務日数が多すぎるようであれば、遠慮せずに直属の上司や管理職に相談してみてください。取り合ってもらえないようであれば、転職して職場ごと変えてしまう事も視野に入れましょう。

メンタル的な悩みで多いのは人間関係によるものです。これは職員同士の人間関係に留まらず、利用者とのトラブルが原因となる場合もあります。介護の仕事は基本的に職員同士のチームワークが重要です。そのため、仕事に対する意見のすれ違いや衝突が起きる事も珍しくはありません。特に仕事を始めて間もない新入社員は中々反論出来ず、ストレスを溜めてしまいがちです。また、気難しい利用者への対応に困っているという人も少なくありません。職場の人間関係に悩んだら、まずは相談出来る相手を探してみましょう。それは同僚でも上司でも、家族や友人でも構いません。話を聞いてもらうだけでも気が晴れますし、解決の糸口となるアドバイスをもらえる可能性もあります。問題のある利用者とのトラブルを避けるためには、その利用者がどんな事を嫌がるのか、何をされると喜ぶのかをメモして把握しておきましょう。それでも悩みが解決しない場合は、こちらのサイトを参考にしてみてください。